平時医療体制の破綻に備える〜電光石火こそ最良の有事医療〜
今こそ戦争の推移に学ぶべき⑨
第158回 安倍元首相の防衛資源戦略
埼玉県国民保護協議会委員 照井資規
2022年10月15日号
岸田文雄首相は政権発足1年を迎えた。7月の参院選までは、ウクライナへ侵攻したロシアに対して非常に厳しい姿勢を示し、高い評価につながったが、現在は支持率が急落している。戦争における外交は難しいもので、戦争は始めるよりも終わらせることのほうが、はるかに難しいことに似ている。問題は次の2つだ。
①日本の国土防衛において充分な整備をしないまま、ロシアと対立してしまった
②ロシアとの外交窓口をほぼ閉ざしてしまった
安倍晋三元首相は、プーチン大統領と友好な関係を築き、ロシアとの国交も充実させてきた。それは、日本は天然資源の種類は豊富だが量が決定的に少ないため、海外との関係、物流の90%を担う海上輸送と天然資源の確保、次なる市場開拓にはロシアとの関係が非常に重要だからだ。戦争の推移を注意深く見定めて、日本の今後を考えなければならな...
岸田文雄首相は政権発足1年を迎えた。7月の参院選までは、ウクライナへ侵攻したロシアに対して非常に厳しい姿勢を示し、高い評価につながったが、現在は支持率が急落している。戦争における外交は難しいもので、戦争は始めるよりも終わらせることのほうが、はるかに難しいことに似ている。問題は次の2つだ。
①日本の国土防衛において充分な整備をしないまま、ロシアと対立してしまった
②ロシアとの外交窓口をほぼ閉ざしてしまった
安倍晋三元首相は、プーチン大統領と友好な関係を築き、ロシアとの国交も充実させてきた。それは、日本は天然資源の種類は豊富だが量が決定的に少ないため、海外との関係、物流の90%を担う海上輸送と天然資源の確保、次なる市場開拓にはロシアとの関係が非常に重要だからだ。戦争の推移を注意深く見定めて、日本の今後を考えなければならない
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