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ニュースダイジェスト(JAPAN)

9月26日〜10月7日(JAPAN)

2022年10月15日号

キンモビ不振で減損損失  住友ファーマは10月6日、パーキンソン病に伴うオフ症状治療薬として米国販売中の「キンモビ」について、543億7000万円の減損損失を計上すると発表した。同薬の売上げが計画を下回る状況が続いているため製品に係る特許権を全額減損する。キンモビは、効果発現が早い舌下投与フィルム製剤であることなどを特長として20年9月に米国発売し、将来は北米で「最大500億円」売れると期待を寄せていた。しかし、上市時期は新型コロナウイルス感染拡大で営業活動が制限されている最中で、医療機関に充分アクセスできなかったほか、受診抑制も重なり、立ち上げが難航。その後も10億円に満たない不振が続き、大型化計画が頓挫した。 第一三共が試薬紛失  第一三共は10月5日、品川研究開発センター内で、毒物「アジ化ナトリウム」を含む試薬1本がなくなり、警視庁に紛失届を同... キンモビ不振で減損損失  住友ファーマは10月6日、パーキンソン病に伴うオフ症状治療薬として米国販売中の「キンモビ」について、543億7000万円の減損損失を計上すると発表した。同薬の売上げが計画を下回る状況が続いているため製品に係る特許権を全額減損する。キンモビは、効果発現が早い舌下投与フィルム製剤であることなどを特長として20年9月に米国発売し、将来は北米で「最大500億円」売れると期待を寄せていた。しかし、上市時期は新型コロナウイルス感染拡大で営業活動が制限されている最中で、医療機関に充分アクセスできなかったほか、受診抑制も重なり、立ち上げが難航。その後も10億円に満たない不振が続き、大型化計画が頓挫した。 第一三共が試薬紛失  第一三共は10月5日、品川研究開発センター内で、毒物「アジ化ナトリウム」を含む試薬1本がなくなり、警視庁に紛失届を同月2

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