医薬経済オンライン

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激戦CDMO市場の甘くない「未来予想図」

「ダボハゼ状態」にある国内化学メーカーの目論見

2022年11月1日号

「猫も杓子も」とはまさにこのことか──。国内化学メーカーの間で開発・製造受託(CDMO)を新たな収益源にしようと積極的な投資が相次ぐ。昭和電工、富士フイルム、AGC、JSRなどがそこには名を連ね、M&Aや増強計画を続々と打ち出している。その対象も低分子薬は言うに及ばず、バイオ医薬品、再生医療等製品など幅広く、まさにダボハゼ状態だ。製薬企業が経営資源を創薬に集中する流れが一段と強まっていることから、商機はさらに広がっている。だが、各社の動きはあくまで個社最適にとどまる。その積極的な投資姿勢とは裏腹に、日本発のグローバルCDMO誕生にはつながらなさそうだ。 「猫も杓子も」とはまさにこのことか──。国内化学メーカーの間で開発・製造受託(CDMO)を新たな収益源にしようと積極的な投資が相次ぐ。昭和電工、富士フイルム、AGC、JSRなどがそこには名を連ね、M&Aや増強計画を続々と打ち出している。その対象も低分子薬は言うに及ばず、バイオ医薬品、再生医療等製品など幅広く、まさにダボハゼ状態だ。製薬企業が経営資源を創薬に集中する流れが一段と強まっていることから、商機はさらに広がっている。だが、各社の動きはあくまで個社最適にとどまる。その積極的な投資姿勢とは裏腹に、日本発のグローバルCDMO誕生にはつながらなさそうだ。

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