フロントライン
薬価基準制度、もっと幅広い議論をしよう
2022年11月1日号
中央社会保険医療協議会・薬価専門部会は10月5日、23年度薬価改定に向けて議論を始めた。今後の進め方は前回の21年度中間年改定の影響を含め関係業界から意見聴取するとともに、8月に厚生労働省医政局が立ち上げた「医薬品の迅速・安定供給実現に向けた総合対策に関する有識者検討会」での検討内容などを踏まえ、議論を深めていく方向性を確認した。
当日の議論では、診療側委員が改定対象について「実勢価と薬価基準価格の乖離が大きい品目を改定の対象に絞るべきだ」と主張したのに対し、支払側委員は「前回と同様にすべきだ」と主張、いつもどおりの応酬での幕開けとなった。
一方、10月12日の有識者検討会は、業界関係者からのヒアリングを踏まえ「今後の薬価制度のあり方に関する総論的な課題」を議題とした。具体的な検討項目として、「革新的医薬品の迅速な導入」...
中央社会保険医療協議会・薬価専門部会は10月5日、23年度薬価改定に向けて議論を始めた。今後の進め方は前回の21年度中間年改定の影響を含め関係業界から意見聴取するとともに、8月に厚生労働省医政局が立ち上げた「医薬品の迅速・安定供給実現に向けた総合対策に関する有識者検討会」での検討内容などを踏まえ、議論を深めていく方向性を確認した。
当日の議論では、診療側委員が改定対象について「実勢価と薬価基準価格の乖離が大きい品目を改定の対象に絞るべきだ」と主張したのに対し、支払側委員は「前回と同様にすべきだ」と主張、いつもどおりの応酬での幕開けとなった。
一方、10月12日の有識者検討会は、業界関係者からのヒアリングを踏まえ「今後の薬価制度のあり方に関する総論的な課題」を議題とした。具体的な検討項目として、「革新的医薬品の迅速な導入」「医
有料会員限定
会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください
【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)
ログイン
会員登録