医薬経済オンライン

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NOTEBOOK-こぼれ話

親交深き元首相を偲ぶ社内報

2022年11月1日号

 7月に凶弾に倒れた安倍晋三元首相。賛否で二分された国葬儀など死してなお周囲は騒がしい。安倍元首相といえば、交流のあった医薬品業界トップも多い。中外製薬の永山治名誉会長やメディパルホールディングスの熊倉貞武名誉会長とのゴルフ交流は有名だが、さらに深い付き合いがあったトップがいた。日本ケミファの山口一城社長である。 10月3日に配布された社内報に「安倍晋三元総理を悼んで」とのタイトルで寄稿していた。冒頭で親子2代にわたり40年以上もの付き合いがあったと明かし、90年の山口社長の結婚披露宴に、安倍首相が安倍晋太郎元外相の秘書として出席したと赤裸々に語っている。 それ以降のエピソードも興味深い。00年に期待の新薬が挫折し、再出発を余儀なくされたとき、官房副長官だった安倍氏から「特許が切れた新薬は後発品に置き換え(中略)患者さんの薬剤費負担軽減と国の財政負...  7月に凶弾に倒れた安倍晋三元首相。賛否で二分された国葬儀など死してなお周囲は騒がしい。安倍元首相といえば、交流のあった医薬品業界トップも多い。中外製薬の永山治名誉会長やメディパルホールディングスの熊倉貞武名誉会長とのゴルフ交流は有名だが、さらに深い付き合いがあったトップがいた。日本ケミファの山口一城社長である。 10月3日に配布された社内報に「安倍晋三元総理を悼んで」とのタイトルで寄稿していた。冒頭で親子2代にわたり40年以上もの付き合いがあったと明かし、90年の山口社長の結婚披露宴に、安倍首相が安倍晋太郎元外相の秘書として出席したと赤裸々に語っている。 それ以降のエピソードも興味深い。00年に期待の新薬が挫折し、再出発を余儀なくされたとき、官房副長官だった安倍氏から「特許が切れた新薬は後発品に置き換え(中略)患者さんの薬剤費負担軽減と国の財政負担

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