医薬経済オンライン

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時流遡航

日々諸事遊考㊿

第290回 ─通常の文体に戻しつつ 憂慮の念を綴るも─

本田成親

2022年11月15日号

若者は自らの未来を信じよ  ひとり世の片隅にあって、ますます混迷を極める国内外の社会情勢を見つめながら、遣り場のない想いに浸りきっている。建前上は民主主義を標榜している諸々の国だが、その実態のほとんどが「民死主義」に近い状況にあることを想うと、今後の国際社会の展開にはこのうえない危惧を覚えざるを得ない。  独裁者紛いの多くの為政者らが、民意に寄り添う振りをしながら、その実は民意のすべてを無視して自国民を「民死」の状態に置こうとする。その一方で、民衆のほうも、真摯に民意を表わすことの重要性を疎んじたり、巧妙な手口に騙されたり、暴政に怯え慄いたりした結果、一国民としての自らの本意とはまるで異なる為政者の意図や意向へと自身の運命を委ねてしまう。それこそはまさに「民主主義」の衣を纏った「民死主義」の実体そのものにほかな... 若者は自らの未来を信じよ  ひとり世の片隅にあって、ますます混迷を極める国内外の社会情勢を見つめながら、遣り場のない想いに浸りきっている。建前上は民主主義を標榜している諸々の国だが、その実態のほとんどが「民死主義」に近い状況にあることを想うと、今後の国際社会の展開にはこのうえない危惧を覚えざるを得ない。  独裁者紛いの多くの為政者らが、民意に寄り添う振りをしながら、その実は民意のすべてを無視して自国民を「民死」の状態に置こうとする。その一方で、民衆のほうも、真摯に民意を表わすことの重要性を疎んじたり、巧妙な手口に騙されたり、暴政に怯え慄いたりした結果、一国民としての自らの本意とはまるで異なる為政者の意図や意向へと自身の運命を委ねてしまう。それこそはまさに「民主主義」の衣を纏った「民死主義」の実体そのものにほかならな

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