医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

医療激動の時代 関連企業の戦略を診る

クリエートメディック シリコーンカテーテルで先駆

主力は泌尿器系領域

2022年11月15日号

 クリエートメディックの創業は74年、シリコーン樹脂の医療分野での用途開発に着手した。シリコーンは生体適合性に優れており、粘膜への刺激が少なく、撥水性があるため血栓ができにくい優れた特長がある。この特性を生かした使い捨ての医療機器開発に取り組み、78年に国産初のオールシリコーン製フォーリーカテーテルの製品化に成功した。フォーリーカテーテルは、排尿が困難な患者の尿道から膀胱に挿入して尿を排出するのに使用する。これをベースに、現在まで泌尿器領域で関連製品を拡大するとともに、泌尿器以外の領域でもシリコーンカテーテルを基盤にした製品を開発し、小粒だが独自の存在感を示している。  領域別の売上高構成比を21年12月期で見ると、泌尿器系が44.7%、消化器系が28.2%、外科系が9.1%、血管系が6.6%、看護・検査系が10.4%である。泌尿器系・消...  クリエートメディックの創業は74年、シリコーン樹脂の医療分野での用途開発に着手した。シリコーンは生体適合性に優れており、粘膜への刺激が少なく、撥水性があるため血栓ができにくい優れた特長がある。この特性を生かした使い捨ての医療機器開発に取り組み、78年に国産初のオールシリコーン製フォーリーカテーテルの製品化に成功した。フォーリーカテーテルは、排尿が困難な患者の尿道から膀胱に挿入して尿を排出するのに使用する。これをベースに、現在まで泌尿器領域で関連製品を拡大するとともに、泌尿器以外の領域でもシリコーンカテーテルを基盤にした製品を開発し、小粒だが独自の存在感を示している。  領域別の売上高構成比を21年12月期で見ると、泌尿器系が44.7%、消化器系が28.2%、外科系が9.1%、血管系が6.6%、看護・検査系が10.4%である。泌尿器系・消化器

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence