医薬経済オンライン

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医薬分業発祥の地で薬剤師バッシングを考える

イタリア・ボローニャの薬局訪問記

2022年12月1日号

 医薬分業元年とされる74年から50年近くが経過しつつあるが、薬局や薬剤師の役割は日本国民に浸透しているとは言い難い。 「医師に病状を説明したのに、なぜ薬局でもう一度説明しなければいけないのか」「薬剤師は、調剤料の価値に見合う仕事をしているのか」──。薬局薬剤師に対する不満は絶えることがなく、ことあるごとに〝炎上”している。  一方のイタリアは、医薬分業の発祥の地。皇帝の毒殺防止を目的に、医師とは別に薬剤師を位置付けたことを始まりとし、800年近い分業の歴史を誇る。  分業の本場の薬局とはどんなところで、どんな薬剤師が働いているのか。10月下旬にミラノで開かれた国際医薬品卸連盟の総会取材に先立ち、イタリアの古都・ボローニャで薬局めぐりをしてみた。  医薬分業元年とされる74年から50年近くが経過しつつあるが、薬局や薬剤師の役割は日本国民に浸透しているとは言い難い。 「医師に病状を説明したのに、なぜ薬局でもう一度説明しなければいけないのか」「薬剤師は、調剤料の価値に見合う仕事をしているのか」──。薬局薬剤師に対する不満は絶えることがなく、ことあるごとに〝炎上”している。  一方のイタリアは、医薬分業の発祥の地。皇帝の毒殺防止を目的に、医師とは別に薬剤師を位置付けたことを始まりとし、800年近い分業の歴史を誇る。  分業の本場の薬局とはどんなところで、どんな薬剤師が働いているのか。10月下旬にミラノで開かれた国際医薬品卸連盟の総会取材に先立ち、イタリアの古都・ボローニャで薬局めぐりをしてみた。

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