巻頭言
品質確保や安定供給策、価格に置き換えにくくても理解は必要
高田浩樹・日本ジェネリック製薬協会会長
2022年12月15日号
──医薬品の供給問題は収束の見通しが付きません。後発品の新規収載にも影響を与えていますか。
高田 承認を取得しても、実際に何社が発売するかはわからない。そんななかで、自社の生産との兼ね合いを考えながら収載をしている。とくに既存品の安定供給をしなければいけないなかで、新製品を出して安定的に供給できるのかは考慮している。
また、開発時に求められるデータもかなり増えているのが現状だ。自社の調査だが、5年前と比べて1品目あたりの開発費用は倍くらいになっている。そうすると、開発できる品目数は減ってきている。
数量を伸ばして、あるいは新製品でたくさんの製品を上市して利益を得ていくというビジネスモデルは、今後は恐らく続かないだろう。
──薬価制度に対する要望は。
高田 全体的な仕組みに...
──医薬品の供給問題は収束の見通しが付きません。後発品の新規収載にも影響を与えていますか。
高田 承認を取得しても、実際に何社が発売するかはわからない。そんななかで、自社の生産との兼ね合いを考えながら収載をしている。とくに既存品の安定供給をしなければいけないなかで、新製品を出して安定的に供給できるのかは考慮している。
また、開発時に求められるデータもかなり増えているのが現状だ。自社の調査だが、5年前と比べて1品目あたりの開発費用は倍くらいになっている。そうすると、開発できる品目数は減ってきている。
数量を伸ばして、あるいは新製品でたくさんの製品を上市して利益を得ていくというビジネスモデルは、今後は恐らく続かないだろう。
──薬価制度に対する要望は。
高田 全体的な仕組みに課題
有料会員限定
会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください
【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)
ログイン
会員登録