眺望 医薬街道
「実効力」が鍵となる改正感染症法
2022年12月15日号
新たな感染症危機に備え、改正感染症法などが12月2日の参院本会議で可決・成立した。3年越しとなった新型コロナウイルス感染症の流行で、医療提供体制が逼迫し、発熱外来を受診できず自宅待機となった人が容態急変で死亡に至った例も散見されたことから、病床を確保するために知事の権限を強化、公的医療機関・特定機能病院や地域医療支援病院など1700病院に医療提供の義務化が課されることになった。義務化は24年4月に施行される。
新型コロナ感染症患者は11月末で、累計2500万人を超え、死者は5万人を超えた。今冬には新型コロナ感染症とインフルエンザの同時流行も懸念され、高齢者にはオミクロン株対応の第5回目の接種やインフルエンザワクチンの接種が推奨されている。
第7波までの経過では、病床が空いていても医療スタッフ不足で患者を受け入れられない幽霊病床な...
新たな感染症危機に備え、改正感染症法などが12月2日の参院本会議で可決・成立した。3年越しとなった新型コロナウイルス感染症の流行で、医療提供体制が逼迫し、発熱外来を受診できず自宅待機となった人が容態急変で死亡に至った例も散見されたことから、病床を確保するために知事の権限を強化、公的医療機関・特定機能病院や地域医療支援病院など1700病院に医療提供の義務化が課されることになった。義務化は24年4月に施行される。
新型コロナ感染症患者は11月末で、累計2500万人を超え、死者は5万人を超えた。今冬には新型コロナ感染症とインフルエンザの同時流行も懸念され、高齢者にはオミクロン株対応の第5回目の接種やインフルエンザワクチンの接種が推奨されている。
第7波までの経過では、病床が空いていても医療スタッフ不足で患者を受け入れられない幽霊病床などの
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