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2023年1月1日号

米国血液学学会開催、各社が最新研究を披露  米国血液学会は22年12月10〜13日に年次総会を開催した。世界中の研究者たちがニューオーリンズに集まった。同学会は毎年期待される医学会議のひとつで、22年も例年同様に血液学にインパクトのある最新データが数多く報告された。  米ヤンセンは、複数治療歴のある再発/難治性多発性骨髄腫に対する抗GPRC5D/CD3二重特異性抗体「タルクエタマブ」の第Ⅰ/Ⅱ相試験の詳細データを発表した。第Ⅱ相では、中央値で5種類の前治療を受けた被験者に対し、0.4㎎/㎏を毎週、もしくは0.8㎎/㎏を2週間ごとに皮下投与した。その結果、全奏効率(ORR)がそれぞれ74.1%、73.1%に達した。0.4㎎/㎏を毎週投与したグループでは、59.4%の被験者が最良部分奏効(VGPR)以上を達成し、33.6%が完全奏効(CR)以上、23.8%が厳格な完全奏効(sCR)を達成し... 米国血液学学会開催、各社が最新研究を披露  米国血液学会は22年12月10〜13日に年次総会を開催した。世界中の研究者たちがニューオーリンズに集まった。同学会は毎年期待される医学会議のひとつで、22年も例年同様に血液学にインパクトのある最新データが数多く報告された。  米ヤンセンは、複数治療歴のある再発/難治性多発性骨髄腫に対する抗GPRC5D/CD3二重特異性抗体「タルクエタマブ」の第Ⅰ/Ⅱ相試験の詳細データを発表した。第Ⅱ相では、中央値で5種類の前治療を受けた被験者に対し、0.4㎎/㎏を毎週、もしくは0.8㎎/㎏を2週間ごとに皮下投与した。その結果、全奏効率(ORR)がそれぞれ74.1%、73.1%に達した。0.4㎎/㎏を毎週投与したグループでは、59.4%の被験者が最良部分奏効(VGPR)以上を達成し、33.6%が完全奏効(CR)以上、23.8%が厳格な完全奏効(sCR)を達成した

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