日医工再生の最優先課題は「田村色」排除
「敗軍の将は兵を語らず」は愚の骨頂
2023年1月15日号
牟田口廉也と言えば旧日本軍でも指折りの「愚将」として知られる。兵站を無視した攻撃一本槍の「インパール作戦」を周囲の懸念や反対を無視して立案・強行し、その結果、およそ6万人に上る死傷病者を出した。加えて、それまで英印軍に対して互角にあった日本軍の戦力を崩壊させ、ビルマ(現ミャンマー)を連合軍側へと離反させた挙句、日本軍がビルマから遁走する原因をつくった。
戦後、偶然が重なり戦犯を免れると、程なく軍歴への自己弁護活動に熱を出すようになり、旧軍関係者や「白骨街道」の犠牲となった戦没遺族らを呆れさせた。今日では無謀な戦略を独断専行しておきながら、責任からは逃げる無能なトップの代名詞として、インターネットミームと化しているのは、周知のとおりである。
歴史から学ぶとは本来、こうした人物が仮に“不適材不適所”を重ねたとしても、...
牟田口廉也と言えば旧日本軍でも指折りの「愚将」として知られる。兵站を無視した攻撃一本槍の「インパール作戦」を周囲の懸念や反対を無視して立案・強行し、その結果、およそ6万人に上る死傷病者を出した。加えて、それまで英印軍に対して互角にあった日本軍の戦力を崩壊させ、ビルマ(現ミャンマー)を連合軍側へと離反させた挙句、日本軍がビルマから遁走する原因をつくった。
戦後、偶然が重なり戦犯を免れると、程なく軍歴への自己弁護活動に熱を出すようになり、旧軍関係者や「白骨街道」の犠牲となった戦没遺族らを呆れさせた。今日では無謀な戦略を独断専行しておきながら、責任からは逃げる無能なトップの代名詞として、インターネットミームと化しているのは、周知のとおりである。
歴史から学ぶとは本来、こうした人物が仮に“不適材不適所”を重ねたとしても、集
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