平時医療体制の破綻に備える〜電光石火こそ最良の有事医療〜
日本は安全保障の前線国家
第164回
埼玉県国民保護協議会委員 照井資規
2023年1月15日号
自衛隊は乾布摩擦をして入浴したつもりになっているような制式小銃の整備をしている。銃は撃てば汚れるが、その整備とは、表面をなでて銃の保護皮膜を剥がしているだけで、正しく汚れを落とせていない。銃の構造・機能を理解せず、小銃がますます精密機器化している変化を知らず、過去のみを信じて繰り返しているためだ。
自衛隊は「新興宗教のようだ」という批判は的を射ており、現状のままでは防衛費の増額は「献金」のようなもので、防衛力の強化は期待できない。
日本はロシア、中国、北朝鮮と核保有国で実際に使用する恐れがある国に囲まれている。これからの世界は北極海から動くのであって、そこへ進入する太平洋側の入り口であるベーリング海峡の前にあるのが日本列島だから、地政学上からも日本は史上最大の国土防衛危機に瀕している。
とくに警戒...
自衛隊は乾布摩擦をして入浴したつもりになっているような制式小銃の整備をしている。銃は撃てば汚れるが、その整備とは、表面をなでて銃の保護皮膜を剥がしているだけで、正しく汚れを落とせていない。銃の構造・機能を理解せず、小銃がますます精密機器化している変化を知らず、過去のみを信じて繰り返しているためだ。
自衛隊は「新興宗教のようだ」という批判は的を射ており、現状のままでは防衛費の増額は「献金」のようなもので、防衛力の強化は期待できない。
日本はロシア、中国、北朝鮮と核保有国で実際に使用する恐れがある国に囲まれている。これからの世界は北極海から動くのであって、そこへ進入する太平洋側の入り口であるベーリング海峡の前にあるのが日本列島だから、地政学上からも日本は史上最大の国土防衛危機に瀕している。
とくに警戒す
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