医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

現場が望む社会保障制度

「曲がり角に来たか」在宅医療の充実策

第93回

ニッセイ基礎研究所主任研究員 三原 岳

2023年2月1日号

 24年度は医療・介護の同時改定の年であり、今年はさまざまな制度改正論議が想定される。過去のパターンを考えると、在宅医療の充実は多かれ少なかれ論点になるのは間違いなく、診療報酬改定や医療提供体制改革などで焦点になると思われる。  しかし、在宅医療の政策誘導で中心的な役割を果たしてきた「在宅療養支援診療所」(在支診)の認定数は近年、頭打ちになっており、施策が曲がり角を迎えつつある印象も受ける。今回は在宅医療の充実に関する経緯を簡単に振り返ったうえで、24時間対応などが在支診拡大のボトルネックになっている点を紹介。200床未満の中小病院が在宅医療の担い手になる重要性を指摘する。  24年度は医療・介護の同時改定の年であり、今年はさまざまな制度改正論議が想定される。過去のパターンを考えると、在宅医療の充実は多かれ少なかれ論点になるのは間違いなく、診療報酬改定や医療提供体制改革などで焦点になると思われる。  しかし、在宅医療の政策誘導で中心的な役割を果たしてきた「在宅療養支援診療所」(在支診)の認定数は近年、頭打ちになっており、施策が曲がり角を迎えつつある印象も受ける。今回は在宅医療の充実に関する経緯を簡単に振り返ったうえで、24時間対応などが在支診拡大のボトルネックになっている点を紹介。200床未満の中小病院が在宅医療の担い手になる重要性を指摘する。

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence