医療激動の時代 関連企業の戦略を診る
リニカル CRO事業をグローバル展開
着実な成長戦略に注目
2023年2月1日号
リニカルは大手製薬企業で新薬開発に携わった「プロ」が集合して、05年に設立したCRO事業を主事業とする企業である。グローバルに評価は高く、20年6月には米子会社リニカル・アメリカが米『ライフサイエンスリーダー』誌と『クリニカルリーダー』誌から20年CROアワードを受賞している。
現在の事業セグメントは、第1が治験業務全般の受託、臨床開発モニターの派遣を主とするCRO事業(医薬品開発業務受託事業)、第2がCROの延長線上に位置する育薬事業(医薬品製造販売後臨床開発事業)だが、第3の事業として創薬支援事業をスタートさせている。育薬事業、創薬支援事業は広義のCRO事業になる。22年3月期実績の売上高構成比は、CRO事業が91.9%、育薬事業が8.1%、創薬支援事業はスタートしたばかりでCRO事業から区分されていないため不明だ。
CRO事業は、他社...
リニカルは大手製薬企業で新薬開発に携わった「プロ」が集合して、05年に設立したCRO事業を主事業とする企業である。グローバルに評価は高く、20年6月には米子会社リニカル・アメリカが米『ライフサイエンスリーダー』誌と『クリニカルリーダー』誌から20年CROアワードを受賞している。
現在の事業セグメントは、第1が治験業務全般の受託、臨床開発モニターの派遣を主とするCRO事業(医薬品開発業務受託事業)、第2がCROの延長線上に位置する育薬事業(医薬品製造販売後臨床開発事業)だが、第3の事業として創薬支援事業をスタートさせている。育薬事業、創薬支援事業は広義のCRO事業になる。22年3月期実績の売上高構成比は、CRO事業が91.9%、育薬事業が8.1%、創薬支援事業はスタートしたばかりでCRO事業から区分されていないため不明だ。
CRO事業は、他社と
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