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2023年2月1日号

製薬各社のM&Aが年明けから活発に  今年に入って続々とM&Aが発表されている。大手から小規模バイオテックまで、さまざまな分野で企業統合が進んでいる。  英アストラゼネカは米シンカー・ファーマを最大18億ドルで買収し、医薬品循環器系パイプラインを強化すると発表した。アストラゼネカは買収で、慢性腎臓病や治療抵抗性高血圧などの治療薬として開発中のアルドステロン合成酵素阻害薬「バクスドロスタット」を獲得する。バクスドロスタットは「フォシーガ」との併用で、心不全や腎臓病での治療薬開発が期待される。同薬は第Ⅱ相試験で治療抵抗性高血圧患者の収縮期血圧を12週間の治療期間後に統計的に有意に低下させた。現在、同薬の原発性アルドステロン症の高血圧及び慢性腎臓病を対象とした2つの第Ⅱ相が進行中で、さらに治療抵抗性高血圧症を対象とした第Ⅲ相を今年前... 製薬各社のM&Aが年明けから活発に  今年に入って続々とM&Aが発表されている。大手から小規模バイオテックまで、さまざまな分野で企業統合が進んでいる。  英アストラゼネカは米シンカー・ファーマを最大18億ドルで買収し、医薬品循環器系パイプラインを強化すると発表した。アストラゼネカは買収で、慢性腎臓病や治療抵抗性高血圧などの治療薬として開発中のアルドステロン合成酵素阻害薬「バクスドロスタット」を獲得する。バクスドロスタットは「フォシーガ」との併用で、心不全や腎臓病での治療薬開発が期待される。同薬は第Ⅱ相試験で治療抵抗性高血圧患者の収縮期血圧を12週間の治療期間後に統計的に有意に低下させた。現在、同薬の原発性アルドステロン症の高血圧及び慢性腎臓病を対象とした2つの第Ⅱ相が進行中で、さらに治療抵抗性高血圧症を対象とした第Ⅲ相を今年前半に

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