医薬経済オンライン

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医療を変える「訪問薬剤師」その意義

チャレンジする薬剤師

第17回

尾久田 佳明

2023年2月1日号

 薬剤師は不足していて売り手市場で転職に困ることはないと言われていたが、18〜22年までの5年間の有効求人倍率推移を見てみると、5.35から2.01と大幅に低下してきている。全体の平均である0.95よりはまだまだ高いものの薬剤師の需要は確実に低下していることがわかる(図1)。  平均年収については、16年以降から右肩上がりで上昇してきているとされ、給与の面では社会的な必要性が評価されてきていると言えそうだ。また、年代別に全職種との平均年収を比較してみると20歳代のうちは、全職種の平均年収より60万〜90万円ほど高く、30歳代を超えるとさらに差が開き、ピーク時(45〜49歳)には150万円まで広がる。これは、30歳代以降、管理薬剤師やエリアマネージャーなどの役職に就く薬剤師が増えることが要因のようである(図2)。  データから見...  薬剤師は不足していて売り手市場で転職に困ることはないと言われていたが、18〜22年までの5年間の有効求人倍率推移を見てみると、5.35から2.01と大幅に低下してきている。全体の平均である0.95よりはまだまだ高いものの薬剤師の需要は確実に低下していることがわかる(図1)。  平均年収については、16年以降から右肩上がりで上昇してきているとされ、給与の面では社会的な必要性が評価されてきていると言えそうだ。また、年代別に全職種との平均年収を比較してみると20歳代のうちは、全職種の平均年収より60万〜90万円ほど高く、30歳代を超えるとさらに差が開き、ピーク時(45〜49歳)には150万円まで広がる。これは、30歳代以降、管理薬剤師やエリアマネージャーなどの役職に就く薬剤師が増えることが要因のようである(図2)。  データから見ると

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