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時流遡航

日々諸事遊考56

第296回 ─日本の教育界や学術研究界に思うこと⑤─

本田成親

2023年2月15日号

基礎学術研究分野を軽視する文科省  欧米を中心とした海外先進国の主要大学院にあっては、純粋な学術研究分野をひとつ取っても、厳しい競争が存在するのは事実である。しかし、伸び盛りの若い研究者らが集う大学院課程においては、潜在的能力が開花できるように歴史的にも数々の配慮がなされてきた。それゆえ日本とは違って、大学院に対する社会的評価は高く、その在籍者らが多額の自由研究費を取得できる制度も多々存在している。  真に優れた大学院生などは、その課程上であっても独自の研究室を持つことが可能にさえなっている。諸大学院と各種公的研究機関や民間研究所・民間企業などとの間の人事交流も盛んであり、人生の中で最も柔軟性と独創性に富んだ時期の研究努力が無駄になったり犠牲になったりすることはない。  その点では、形ばかりの博士号取... 基礎学術研究分野を軽視する文科省  欧米を中心とした海外先進国の主要大学院にあっては、純粋な学術研究分野をひとつ取っても、厳しい競争が存在するのは事実である。しかし、伸び盛りの若い研究者らが集う大学院課程においては、潜在的能力が開花できるように歴史的にも数々の配慮がなされてきた。それゆえ日本とは違って、大学院に対する社会的評価は高く、その在籍者らが多額の自由研究費を取得できる制度も多々存在している。  真に優れた大学院生などは、その課程上であっても独自の研究室を持つことが可能にさえなっている。諸大学院と各種公的研究機関や民間研究所・民間企業などとの間の人事交流も盛んであり、人生の中で最も柔軟性と独創性に富んだ時期の研究努力が無駄になったり犠牲になったりすることはない。  その点では、形ばかりの博士号取得

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