医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

鳥集徹の口に苦い話〜媚びないジャーナリストの劇薬処方箋〜

卒業式「マスク非着用」推奨 教育現場で主体的に判断を

第176回

鳥集徹

2023年2月15日号

 政府は新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けについて、現在の2類相当から、5月8日に季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に移行する方針を明らかにした。また、卒業式や入学式では感染リスクが高くないとして、マスク着用を推奨しないことなどを検討しており、2月中のできるだけ早い時期に結論を出すことになった。  この政府の方針が報じられるとネットニュースなどでは、立場によって異なる、さまざまな反応が報じられた。中学、高校では、入学以来マスクをつけたまま3年間を過ごし、卒業を迎える生徒たちがいる。せめて最後は素顔を見せあって、門出を祝ってあげたいというのが、マスクなし卒業式・入学式を歓迎する側の声だ。  一方、教育現場ではこの3年間、ずっと感染対策やマスク着用を生徒に求めてきた。その方針を変えるのであれば、文部科学省が明確...  政府は新型コロナウイルス感染症の感染症法上の位置付けについて、現在の2類相当から、5月8日に季節性インフルエンザなどと同じ「5類」に移行する方針を明らかにした。また、卒業式や入学式では感染リスクが高くないとして、マスク着用を推奨しないことなどを検討しており、2月中のできるだけ早い時期に結論を出すことになった。  この政府の方針が報じられるとネットニュースなどでは、立場によって異なる、さまざまな反応が報じられた。中学、高校では、入学以来マスクをつけたまま3年間を過ごし、卒業を迎える生徒たちがいる。せめて最後は素顔を見せあって、門出を祝ってあげたいというのが、マスクなし卒業式・入学式を歓迎する側の声だ。  一方、教育現場ではこの3年間、ずっと感染対策やマスク着用を生徒に求めてきた。その方針を変えるのであれば、文部科学省が明確な

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence