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平時医療体制の破綻に備える〜電光石火こそ最良の有事医療〜

防衛装備と救急品の問題

第166回 広島サミットが危ない

埼玉県国民保護協議会委員 照井資規

2023年2月15日号

 外国人が日本に到着し、日本国内の安全について最初に不安に感じるのが、成田空港、羽田空港の警察官が防刃ベストを着用している姿である。海外の警察では厳しく指導されている致命的部位を防護するように着用できていない。  日本の空の玄関に立つ警察官は日本の安全の「顔」であり、こうした姿は国際的な信頼を大きく損ねている。事実、防刃ベストの着用不備により刃物による致命傷を負った警察官も少なくはない。5月のG7広島サミットまでの改善が求められる。  図1「日本と世界の防刃ベスト着用の差異」にあるように、防刃・防弾ベストは鎖骨を覆うようにデザインが改善され、着用についてもネクタイの結び目から下の部分が見えないように徹底されるようになった。一方で、日本は22年7月に安倍晋三元首相銃撃事件があったにもかかわらず、過去の事件の教訓から学ばずお腹...  外国人が日本に到着し、日本国内の安全について最初に不安に感じるのが、成田空港、羽田空港の警察官が防刃ベストを着用している姿である。海外の警察では厳しく指導されている致命的部位を防護するように着用できていない。  日本の空の玄関に立つ警察官は日本の安全の「顔」であり、こうした姿は国際的な信頼を大きく損ねている。事実、防刃ベストの着用不備により刃物による致命傷を負った警察官も少なくはない。5月のG7広島サミットまでの改善が求められる。  図1「日本と世界の防刃ベスト着用の差異」にあるように、防刃・防弾ベストは鎖骨を覆うようにデザインが改善され、着用についてもネクタイの結び目から下の部分が見えないように徹底されるようになった。一方で、日本は22年7月に安倍晋三元首相銃撃事件があったにもかかわらず、過去の事件の教訓から学ばずお腹を

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