医薬経済オンライン

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GSKが示す「卸に不都合な真実」

スズケンやバイタルネットとも取引停止、誰も安泰ではない

2023年2月15日号

 再び衝撃を受けたという意味で「Gショック第2弾」と巷では呼ばれている。グラクソ・スミスクラインが3月末をもって一部医薬品卸との取引を終了し、販路を最小限に絞り込む流通改革のことだ。GSKが決別する卸は、スズケン、東北・新潟トップシェアのバイタルネットとそのグループ会社で近畿を地盤とするケーエスケー、長野・山梨が商圏の鍋林、千葉の岩渕薬品、メディパルグループ入りが決定している長崎の東七。  GSKはすでに21年3月末にメディセオ、エバルス、アトルのメディパルグループのほか、マルタケ、中北薬品、岡野薬品、新生堂、宮崎温仙堂商店といった地方卸との取引を停止済みだが、今回さらに卸を厳選した格好だ。  その結果、GSKの4月以降の取引卸数は「24社」(表)に減る。流通経費圧縮がメーカー担当者の至上命題となっているなか、業界慣習を打ち破るGSKが...  再び衝撃を受けたという意味で「Gショック第2弾」と巷では呼ばれている。グラクソ・スミスクラインが3月末をもって一部医薬品卸との取引を終了し、販路を最小限に絞り込む流通改革のことだ。GSKが決別する卸は、スズケン、東北・新潟トップシェアのバイタルネットとそのグループ会社で近畿を地盤とするケーエスケー、長野・山梨が商圏の鍋林、千葉の岩渕薬品、メディパルグループ入りが決定している長崎の東七。  GSKはすでに21年3月末にメディセオ、エバルス、アトルのメディパルグループのほか、マルタケ、中北薬品、岡野薬品、新生堂、宮崎温仙堂商店といった地方卸との取引を停止済みだが、今回さらに卸を厳選した格好だ。  その結果、GSKの4月以降の取引卸数は「24社」(表)に減る。流通経費圧縮がメーカー担当者の至上命題となっているなか、業界慣習を打ち破るGSKが世

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