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Pharmacoeconomics ━療法の価値━

信頼できる経済的評価のある製剤はわずか10%

第119回 薬剤療法の価値を測るアプローチ(①②③④❺)

2023年3月1日号

▽療法の届ける価値に応じた支払いの環境が持続可能な新薬開発とアクセスを約束する ▽しかし、そもそも経済的評価を受ける薬剤は限られ、評価の質にも不満−それが現状 ▽「その後」改善が進んでいるはずだが、政策の定着に待ち構える壁を指摘する研究だ 【出典】Rebecca L. Tisdale, et al., Availability of cost-effectiveness studies for drugs with high Medicare part D Expenditures, JAMA Network Open 2021年6月  薬剤が届ける臨床的価値を基本に薬剤費問題に対処する政策方針は、一般論として多くに支持されている。だが、売上高の大きな製剤に絞っても、前提になる信頼できる経済的評価があるとは限らない。  メディケア・パートD(外来薬局給付)の売上高上位250製剤のうち、経済的プロファイルの様相が評価され、一般に入手可能なのは54%、135製剤、研... ▽療法の届ける価値に応じた支払いの環境が持続可能な新薬開発とアクセスを約束する ▽しかし、そもそも経済的評価を受ける薬剤は限られ、評価の質にも不満−それが現状 ▽「その後」改善が進んでいるはずだが、政策の定着に待ち構える壁を指摘する研究だ 【出典】Rebecca L. Tisdale, et al., Availability of cost-effectiveness studies for drugs with high Medicare part D Expenditures, JAMA Network Open 2021年6月  薬剤が届ける臨床的価値を基本に薬剤費問題に対処する政策方針は、一般論として多くに支持されている。だが、売上高の大きな製剤に絞っても、前提になる信頼できる経済的評価があるとは限らない。  メディケア・パートD(外来薬局給付)の売上高上位250製剤のうち、経済的プロファイルの様相が評価され、一般に入手可能なのは54%、135製剤、研究

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