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上昌広の日本医療の診立て

凋落から目を逸らす「千代田幕府」

第30回 遅きに失したコロナの5類移行、元凶はそれぞれの保身

医療ガバナンス研究所理事長

2023年3月1日号

 5月から、新型コロナウイルス感染症の位置付けを5類に変更することが決まった。遅きに失したと言わざるを得ない。前回2月1日号でご紹介したように、日本では、コロナ死亡者の5倍も、老衰や誤嚥性肺炎などの理由で亡くなっている。これは先進国でダントツの1位だ。なぜ、コロナパンデミックが始まり、3年以上も「厳戒体制」を続けたのか、検証が必要だ。  最大の理由は、厚生労働省と周囲の専門家が、PCR不要論以来、世界標準とはかけ離れた主張を繰り返し、コロナ脅威論を声高に叫んだからだ。西浦博京都大学大学院教授は、「社会全体で緩和に伴う自由を手に入れることは、ヨーロッパの規模の感染や死亡を受け入れることにも通じるものです(昨年12月31日、バズフィード)」と、いまだに語っている。  マスコミも、彼らの主張をそのまま報じた。1月28日付の朝...  5月から、新型コロナウイルス感染症の位置付けを5類に変更することが決まった。遅きに失したと言わざるを得ない。前回2月1日号でご紹介したように、日本では、コロナ死亡者の5倍も、老衰や誤嚥性肺炎などの理由で亡くなっている。これは先進国でダントツの1位だ。なぜ、コロナパンデミックが始まり、3年以上も「厳戒体制」を続けたのか、検証が必要だ。  最大の理由は、厚生労働省と周囲の専門家が、PCR不要論以来、世界標準とはかけ離れた主張を繰り返し、コロナ脅威論を声高に叫んだからだ。西浦博京都大学大学院教授は、「社会全体で緩和に伴う自由を手に入れることは、ヨーロッパの規模の感染や死亡を受け入れることにも通じるものです(昨年12月31日、バズフィード)」と、いまだに語っている。  マスコミも、彼らの主張をそのまま報じた。1月28日付の朝日新

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