医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

鳥集徹の口に苦い話〜媚びないジャーナリストの劇薬処方箋〜

2年間で約20万人死者増加 専門家は憶測ばかり語るな

第178回

鳥集徹

2023年3月15日号

 2月28日、厚生労働省の人口動態統計が更新され、22年トータルの速報値が出た。それによると、全国の死者数は約158万人と、過去最高を記録した前年をおよそ13万人も上回る結果となった。21年が前年比6万7000人増だったので、新型コロナウイルス禍が始まった20年と比べると、20万人近くも死者が増えたことになる。  この原因について、専門家や識者がさまざまな主張を展開している。まずよく見るのが、オミクロン株になって致死率は下がったが、感染者が増えたのだから、死者も増えるのは当たり前という説明だ。しかし、新型コロナウイルス感染死は、21年と22年の合計でおよそ5万4000人だ。これだけで20万人の死亡者増加をすべて説明するのは無理がある。  そこで、実は考えられている以上に「隠れコロナ感染」が多いのだという主張が展開される。確かに、感染したことに気づ...  2月28日、厚生労働省の人口動態統計が更新され、22年トータルの速報値が出た。それによると、全国の死者数は約158万人と、過去最高を記録した前年をおよそ13万人も上回る結果となった。21年が前年比6万7000人増だったので、新型コロナウイルス禍が始まった20年と比べると、20万人近くも死者が増えたことになる。  この原因について、専門家や識者がさまざまな主張を展開している。まずよく見るのが、オミクロン株になって致死率は下がったが、感染者が増えたのだから、死者も増えるのは当たり前という説明だ。しかし、新型コロナウイルス感染死は、21年と22年の合計でおよそ5万4000人だ。これだけで20万人の死亡者増加をすべて説明するのは無理がある。  そこで、実は考えられている以上に「隠れコロナ感染」が多いのだという主張が展開される。確かに、感染したことに気づかな

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence