海外売上高比率「6割」突破は、リストラの予兆
協和キリン、グローバル化で4月から人事改革
2023年3月15日号
協和キリンの宮本社長
協和キリンの宮本昌志社長は2月8日の決算説明会で、「お祝いでもしようか」と冗談っぽく話すと笑顔を見せた。お祝いというのは、同社の骨疾患治療薬「クリースビータ」が22年12月期に全世界の売上高1271億円に達したことだ。自社創製した新薬で初めて1000億円を超え、製薬業界で圧倒的な売上げを誇る「ブロックバスター」と呼ばれるクラスの仲間入りを果たした。
クリースビータは欧米を中心に海外で前期比51%増の1182億円を売上げ、日本市場が落ち込むなか業績を押し上げた。このおかげで会社全体の売上収益は13%増の3983億円となり、節目となる4000億円に迫る。コア営業利益も32%増の867億円で、増収増益の好成績を収めた。
宮本社長は「ブロックバスターはひとつの通過点」と自信を見せる。クリースビータとグローバル戦略品...
協和キリンの宮本社長
協和キリンの宮本昌志社長は2月8日の決算説明会で、「お祝いでもしようか」と冗談っぽく話すと笑顔を見せた。お祝いというのは、同社の骨疾患治療薬「クリースビータ」が22年12月期に全世界の売上高1271億円に達したことだ。自社創製した新薬で初めて1000億円を超え、製薬業界で圧倒的な売上げを誇る「ブロックバスター」と呼ばれるクラスの仲間入りを果たした。
クリースビータは欧米を中心に海外で前期比51%増の1182億円を売上げ、日本市場が落ち込むなか業績を押し上げた。このおかげで会社全体の売上収益は13%増の3983億円となり、節目となる4000億円に迫る。コア営業利益も32%増の867億円で、増収増益の好成績を収めた。
宮本社長は「ブロックバスターはひとつの通過点」と自信を見せる。クリースビータとグローバル戦略品であ
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