巻頭言
若手研究者に支援、背景には日本のサイエンスへの危機感
芦田信・JCRファーマ会長兼社長
2023年3月15日号
──昨年12月、京都大学の若手研究者への生活支援のために、これまで前例のない「自己株式」を寄附しました。どなたのアイデアですか。
芦田 私が考えた。京大の本庶佑特別教授から、修士課程や博士課程の学生が生活のためにアルバイトをしていると聞き、日本のサイエンスにとってはマイナスだと思った。何か方法がないか考えた結果、自己株式の一部を渡せば配当金で年間2000万円ぐらい入るので、これいけるんじゃないかな、と。私、そんな変なことを考えるほうなので(笑)。寄附は続けないと意味がないので、会社がちゃんと利益を出して配当しないといけない。
──昨年12月、京都大学の若手研究者への生活支援のために、これまで前例のない「自己株式」を寄附しました。どなたのアイデアですか。
芦田 私が考えた。京大の本庶佑特別教授から、修士課程や博士課程の学生が生活のためにアルバイトをしていると聞き、日本のサイエンスにとってはマイナスだと思った。何か方法がないか考えた結果、自己株式の一部を渡せば配当金で年間2000万円ぐらい入るので、これいけるんじゃないかな、と。私、そんな変なことを考えるほうなので(笑)。寄附は続けないと意味がないので、会社がちゃんと利益を出して配当しないといけない。
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