医薬経済オンライン

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医学生の1年後の成績を予測して支援

医科歯科大が導入した「コンピテンシー評価」の実力

2023年3月15日号

 東京医科歯科大学が「医学生の『1年後の成績は、学力以外の思考・行動パターンで予測可能』を示唆している」と発表した。副題で「大学2年生以降は『誠実さ』などの学習意欲に関わる要素が好成績の鍵」と記している。何でも人材評価プラットフォームを提供する「インスティテューション・フォー・ア・グローバル・ソサイエティ」(IGS)の協力を得て、19年から同社が開発した「GROW360」なる評価システムで気質やコンピテンシー(行動特性)などを計測・分析してきたそうで、その結果、医学科2年生以降は「誠実さ」「疑う力」などのコンピテンシースコアが高いほど学業で高成績を上げることがわかってきたというのだ。  医科歯科大は「学生一人ひとりをケアすることは難しいが、成績予測モデルから誠実さなどのコンピテンシーが低い大学生にコンピテンシーの向上を支援するこ...  東京医科歯科大学が「医学生の『1年後の成績は、学力以外の思考・行動パターンで予測可能』を示唆している」と発表した。副題で「大学2年生以降は『誠実さ』などの学習意欲に関わる要素が好成績の鍵」と記している。何でも人材評価プラットフォームを提供する「インスティテューション・フォー・ア・グローバル・ソサイエティ」(IGS)の協力を得て、19年から同社が開発した「GROW360」なる評価システムで気質やコンピテンシー(行動特性)などを計測・分析してきたそうで、その結果、医学科2年生以降は「誠実さ」「疑う力」などのコンピテンシースコアが高いほど学業で高成績を上げることがわかってきたというのだ。  医科歯科大は「学生一人ひとりをケアすることは難しいが、成績予測モデルから誠実さなどのコンピテンシーが低い大学生にコンピテンシーの向上を支援すること

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