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Heartseed 福田恵一社長

2023年4月1日号

 慶應義塾大学発バイオベンチャーのハートシードが2月、ⅰPS細胞からつくった心筋細胞を重症心不全の患者に移植する治験(第Ⅰ/Ⅱ相)の1例目を実施したと発表した。他家ⅰPS細胞由来の心筋細胞を微小な塊にした「心筋球」を移植する世界初の手法で、15年に設立してから8年で治験に漕ぎ着けた。再生医療等製品として開発し、まずは日本での承認をめざしている。  21年にはこの開発品「HS―001」が高く評価され、デンマークのノボノルディスクと日本を除く全世界でのライセンス契約を締結した。最大で5億9800万ドル(約790億円)の支払いを受けることになった。日本のバイオベンチャーとしては最大級の契約金となる。今後の計画や戦略について、福田恵一社長に話を聞いた。  慶應義塾大学発バイオベンチャーのハートシードが2月、ⅰPS細胞からつくった心筋細胞を重症心不全の患者に移植する治験(第Ⅰ/Ⅱ相)の1例目を実施したと発表した。他家ⅰPS細胞由来の心筋細胞を微小な塊にした「心筋球」を移植する世界初の手法で、15年に設立してから8年で治験に漕ぎ着けた。再生医療等製品として開発し、まずは日本での承認をめざしている。  21年にはこの開発品「HS―001」が高く評価され、デンマークのノボノルディスクと日本を除く全世界でのライセンス契約を締結した。最大で5億9800万ドル(約790億円)の支払いを受けることになった。日本のバイオベンチャーとしては最大級の契約金となる。今後の計画や戦略について、福田恵一社長に話を聞いた。

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