医薬経済オンライン

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看護学者から見た個別化医療とグローバリズム

働き方改革のゴタゴタでわかったこと③

第68回 本来看護師がすべきことと、それを理解できない人たち

大阪大学大学院医学系研究科/公益財団法人浅香山病院  山川みやえ

2023年4月1日号

 足並みが揃わない。「○○一丸となって」とよく聞く話が、リーダーの思考が偏っていたり、いかにして楽をして業績を残すかを考えている場合、そのセリフには気を付けないといけない。そのときの「一丸となって」というのは、人によっては「自分についてこい、文句言うなよ」という意味を指す。  看護界は今本当に足並みが揃っていない。揃っていなくても議論をすればいいが、議論すらできていない。業界では有名な超大御所(「引退するする詐欺」でもう何年も居座って若者を翻弄している)のご意見、ハラスメントと公費の搾取しかしない教授陣、「人がいない」ことをすべての理由に、よくないと思っていることをずっとやり続ける看護管理者などがはびこり、足並みを揃えようがない。  こういうとき、人は強烈なリーダーを欲するものだ。それはある意味、賭けであり、独裁者を...  足並みが揃わない。「○○一丸となって」とよく聞く話が、リーダーの思考が偏っていたり、いかにして楽をして業績を残すかを考えている場合、そのセリフには気を付けないといけない。そのときの「一丸となって」というのは、人によっては「自分についてこい、文句言うなよ」という意味を指す。  看護界は今本当に足並みが揃っていない。揃っていなくても議論をすればいいが、議論すらできていない。業界では有名な超大御所(「引退するする詐欺」でもう何年も居座って若者を翻弄している)のご意見、ハラスメントと公費の搾取しかしない教授陣、「人がいない」ことをすべての理由に、よくないと思っていることをずっとやり続ける看護管理者などがはびこり、足並みを揃えようがない。  こういうとき、人は強烈なリーダーを欲するものだ。それはある意味、賭けであり、独裁者を生み

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