医薬経済オンライン

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ニュースダイジェスト(WORLD)

3月8日〜3月24日(WORLD)

2023年4月1日号

ラニチジン訴訟で新展開  英グラクソ・スミスクラインは3月24日、米国で広がっているラニチジン訴訟をめぐる米カリフォルニア州裁判所の決定に「同意しない」との声明を発表した。GSKは「ザンタック」とがんを関連付ける専門家の証言を公判で避けようとしていたが、同裁判所がこれを却下したという。原告は同剤服用により膀胱がんを発症したと主張するがん患者で、この訴訟は陪審員が参加する審理の初めての事例になるとみられる。GSKは声明で「ラニチジンががんのリスクを高める証拠はない」と述べ、今回の決定は「同裁判所が原告の科学的な主張に同意したことを意味するものではない」と念押ししている。米国のラニチジン訴訟は、発がん性物質「N-ニトロソジメチルアミン」(NDMA)を含有したザンタックなどラニチジン製剤の服用により、がんを発症したと訴える患者が各地で起こしている。 シ... ラニチジン訴訟で新展開  英グラクソ・スミスクラインは3月24日、米国で広がっているラニチジン訴訟をめぐる米カリフォルニア州裁判所の決定に「同意しない」との声明を発表した。GSKは「ザンタック」とがんを関連付ける専門家の証言を公判で避けようとしていたが、同裁判所がこれを却下したという。原告は同剤服用により膀胱がんを発症したと主張するがん患者で、この訴訟は陪審員が参加する審理の初めての事例になるとみられる。GSKは声明で「ラニチジンががんのリスクを高める証拠はない」と述べ、今回の決定は「同裁判所が原告の科学的な主張に同意したことを意味するものではない」と念押ししている。米国のラニチジン訴訟は、発がん性物質「N-ニトロソジメチルアミン」(NDMA)を含有したザンタックなどラニチジン製剤の服用により、がんを発症したと訴える患者が各地で起こしている。 シー

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