医薬経済オンライン

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救急体制立て直しへ「医師会」が主導する新潟市

医師も患者も高齢化する政令指定都市の「医療危機」

2023年4月15日号

 3月28日、新潟県医師会が「新潟市内における新たな救急拠点の整備・運営主体の募集に2件の応募がありました」と公表した。応募したのは、社会福祉法人恩賜財団済生会の「済生会新潟病院」と新潟県厚生農業協同組合連合会の「新潟医療センター」である。  詳しく説明すれば、この公表に先立つ3月初旬、県医師会は記者会見を開き、「新潟市内で多数の救急搬送を受け入れるため、多くの医師が在籍し、かつ緊急手術もできる総合力のある新たな救急拠点をつくる医療再編に向け、整備・運営する主体を募集する」ことを明らかにしていたのである。わかりやすくいえば、2次救急を行なっている救急告知病院から年間8000件以上の救急搬送を受け入れ、かつ、高度医療もできる救急救命病院になる病院を募ったのだ。  目標は2件以上の病院で、募集締切は3月27日だったが、名乗りを上げて...  3月28日、新潟県医師会が「新潟市内における新たな救急拠点の整備・運営主体の募集に2件の応募がありました」と公表した。応募したのは、社会福祉法人恩賜財団済生会の「済生会新潟病院」と新潟県厚生農業協同組合連合会の「新潟医療センター」である。  詳しく説明すれば、この公表に先立つ3月初旬、県医師会は記者会見を開き、「新潟市内で多数の救急搬送を受け入れるため、多くの医師が在籍し、かつ緊急手術もできる総合力のある新たな救急拠点をつくる医療再編に向け、整備・運営する主体を募集する」ことを明らかにしていたのである。わかりやすくいえば、2次救急を行なっている救急告知病院から年間8000件以上の救急搬送を受け入れ、かつ、高度医療もできる救急救命病院になる病院を募ったのだ。  目標は2件以上の病院で、募集締切は3月27日だったが、名乗りを上げてくれ

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