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INTERVIEW

インタビュー・株式会社SEEDSUPPLY社長 樽井直樹

「reboot」ー武田薬品を離れた人々の現在地①

2023年4月15日号

 武田薬品の湘南研究所が18年4月にサイエンスパークの「湘南ヘルスイノベーションパーク」(湘南アイパーク)に生まれ変わってから5年が経過した。当時のこの再編では、武田が湘南研究所で働く研究者に向けて「起業」を促した。初期投資や湘南アイパークをそのまま使えるといった支援制度を用意し、第1号で誕生したのが「SEEDSUPPLY」だ。武田時代から独自に構築してきた化合物スクリーニング技術をもとに、受託サービスを請け負う企業を樽井直樹社長が17年に立ち上げた。現在地はどこか、話を聞いた。 ──武田の起業支援制度で、これまでどのような支援を受けたか。 樽井 起業にあたり、最初に金銭的な支援を受けた。外から資金調達をするのは大変だから、非常にありがたかった。それに、武田の化合物ライブラリをそのまま使わせてもらっている。働く場所も変...  武田薬品の湘南研究所が18年4月にサイエンスパークの「湘南ヘルスイノベーションパーク」(湘南アイパーク)に生まれ変わってから5年が経過した。当時のこの再編では、武田が湘南研究所で働く研究者に向けて「起業」を促した。初期投資や湘南アイパークをそのまま使えるといった支援制度を用意し、第1号で誕生したのが「SEEDSUPPLY」だ。武田時代から独自に構築してきた化合物スクリーニング技術をもとに、受託サービスを請け負う企業を樽井直樹社長が17年に立ち上げた。現在地はどこか、話を聞いた。 ──武田の起業支援制度で、これまでどのような支援を受けたか。 樽井 起業にあたり、最初に金銭的な支援を受けた。外から資金調達をするのは大変だから、非常にありがたかった。それに、武田の化合物ライブラリをそのまま使わせてもらっている。働く場所も変わら

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