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日本の薬機規制 その批判的考察

日本の薬機規制について ―医薬産業振興との関係について5―

第14回

元厚生労働省(薬系技官)津田重城

2023年4月15日号

 まず、前回の宿題として「市販後安全対策の無駄=コスト低減」について書きたい。22年11月15日号や当の成川氏の研究班最終報告のことを取り上げた同年12月15日号で書いたように、使用成績調査やかたちだけEU(欧州連合)をまねたリスク管理計画(RMP)も大きな無駄である面が非常に大きいが、それに加えて、画一的に求められている「全例調査」や「市販直後調査」にも、一部の業界関係者からは以前から不満が強い。しかし、日本の会社の経営者は何故か当局に改善は求めない(市販直後調査の生みの親の故土井脩元厚生省審議官も、生前、一度関係の市販後安全対策を更地に戻し、白紙から制度を構築し直すべきと、何度か強く語っておられた)。  欧米であれば、社員や市販後安全対策部門の責任者に、無駄で、国際的なキャリア形成に資することなく(今後、日本でも若い人たちには大いに関係...  まず、前回の宿題として「市販後安全対策の無駄=コスト低減」について書きたい。22年11月15日号や当の成川氏の研究班最終報告のことを取り上げた同年12月15日号で書いたように、使用成績調査やかたちだけEU(欧州連合)をまねたリスク管理計画(RMP)も大きな無駄である面が非常に大きいが、それに加えて、画一的に求められている「全例調査」や「市販直後調査」にも、一部の業界関係者からは以前から不満が強い。しかし、日本の会社の経営者は何故か当局に改善は求めない(市販直後調査の生みの親の故土井脩元厚生省審議官も、生前、一度関係の市販後安全対策を更地に戻し、白紙から制度を構築し直すべきと、何度か強く語っておられた)。  欧米であれば、社員や市販後安全対策部門の責任者に、無駄で、国際的なキャリア形成に資することなく(今後、日本でも若い人たちには大いに関係して

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