平時医療体制の破綻に備える〜電光石火こそ最良の有事医療〜
日本が直面する国内外の脅威
第171回
埼玉県国民保護協議会委員 照井資規
2023年5月1日号
16年8月以降、日本は有事の状態にある。「弾道ミサイル等に対する破壊措置」の常時発令状態にあるからだ(自衛隊法第八十二条の三)また、軍事行動と非軍事行動の割合は1対4であり、攻め込む前の準備に4倍の手間暇をかける(ゲラシモフ・ドクトリン)。少子化、経済力の弱体化、政府と国民の分断は、日本への間接侵略の一環として対処する必要がある。
しかし、有事として危機に備えるべき現状で、深刻な事件、事故が発生した。
黒色火薬には密閉状態では爆轟に近い爆燃をする特徴がある。
23年4月15日、衆院和歌山1区補選の自民党候補の演説会場だった和歌山市の雑賀崎漁港で、岸田文雄首相に対して、黒色火薬の特性を利用したパイプ爆弾を投げた事件が発生。警察官1人、聴衆の男性1人が負傷し、爆心から50メートル離れた小屋にトタン板を貫通した破片とみ...
16年8月以降、日本は有事の状態にある。「弾道ミサイル等に対する破壊措置」の常時発令状態にあるからだ(自衛隊法第八十二条の三)また、軍事行動と非軍事行動の割合は1対4であり、攻め込む前の準備に4倍の手間暇をかける(ゲラシモフ・ドクトリン)。少子化、経済力の弱体化、政府と国民の分断は、日本への間接侵略の一環として対処する必要がある。
しかし、有事として危機に備えるべき現状で、深刻な事件、事故が発生した。
黒色火薬には密閉状態では爆轟に近い爆燃をする特徴がある。
23年4月15日、衆院和歌山1区補選の自民党候補の演説会場だった和歌山市の雑賀崎漁港で、岸田文雄首相に対して、黒色火薬の特性を利用したパイプ爆弾を投げた事件が発生。警察官1人、聴衆の男性1人が負傷し、爆心から50メートル離れた小屋にトタン板を貫通した破片とみら
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