上昌広の日本医療の診立て
オンライン診療が普及できない「不幸」
第32回 海外では新療法の開発に一役、有望なデータも収集
医療ガバナンス研究所理事長
2023年5月1日号
新型コロナウイルスパンデミックが収束を迎えようとしているが、「5類以降でどうなる」というニュースで溢れている。コロナ対応は大きく変わるため、社会は混乱するだろう。ただ、このことは日本社会にとって大きな問題ではない。やがて、日本社会も「5類」としての付き合い方に慣れるはずだ。
今、議論すべきは、コロナ対応の検証だ。専門家は「クラスターさえ見つけていれば、ある程度の制御ができる」「PCR検査を抑制しているから、日本が感染をこの程度に抑えることに成功している」(いずれも東北大学の押谷仁教授)など、科学的根拠に欠ける発言を繰り返し、新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は「最後の我慢」「勝負の3週間」など精神論を繰り返した。そして、政府は、PCR検査抑制から幽霊病床問題まで間違い続けた。なぜ、こんなことになったのだろう。
新型コロナウイルスパンデミックが収束を迎えようとしているが、「5類以降でどうなる」というニュースで溢れている。コロナ対応は大きく変わるため、社会は混乱するだろう。ただ、このことは日本社会にとって大きな問題ではない。やがて、日本社会も「5類」としての付き合い方に慣れるはずだ。
今、議論すべきは、コロナ対応の検証だ。専門家は「クラスターさえ見つけていれば、ある程度の制御ができる」「PCR検査を抑制しているから、日本が感染をこの程度に抑えることに成功している」(いずれも東北大学の押谷仁教授)など、科学的根拠に欠ける発言を繰り返し、新型コロナウイルス感染症対策分科会の尾身茂会長は「最後の我慢」「勝負の3週間」など精神論を繰り返した。そして、政府は、PCR検査抑制から幽霊病床問題まで間違い続けた。なぜ、こんなことになったのだろう。
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