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体内マスク

2023年5月15日号

 新型コロナウイルス感染予防で大変重要な活躍をしてきたマスクではあるが、着用緩和の方針が出て、今後どのような状況変化が生じるか。「日本唾液ケア研究会」では、今後の感染予防対策として重要となる体の抵抗性の向上について、これまでのマスクの代わりとなり得る存在として、唾液を「体内マスク」として注目してほしいとその啓発を図っている。 これまでマスクは外来微生物から体を守るための物理的バリアとして利用してきたわけだが、体内マスクは口腔粘膜の表面でバリアとして機能する唾液を意味し、生態的バリアを表現している。 実は口腔内では、日夜、病原微生物との戦いが繰り広げられており、身体を守っている。 その中心的役割を果たしているのが唾液(本体はIgA抗体)である。つまり、全身の健康を目指す基盤として口腔内防衛力のメカニズムを強く認識することが極めて重要になってく...  新型コロナウイルス感染予防で大変重要な活躍をしてきたマスクではあるが、着用緩和の方針が出て、今後どのような状況変化が生じるか。「日本唾液ケア研究会」では、今後の感染予防対策として重要となる体の抵抗性の向上について、これまでのマスクの代わりとなり得る存在として、唾液を「体内マスク」として注目してほしいとその啓発を図っている。 これまでマスクは外来微生物から体を守るための物理的バリアとして利用してきたわけだが、体内マスクは口腔粘膜の表面でバリアとして機能する唾液を意味し、生態的バリアを表現している。 実は口腔内では、日夜、病原微生物との戦いが繰り広げられており、身体を守っている。 その中心的役割を果たしているのが唾液(本体はIgA抗体)である。つまり、全身の健康を目指す基盤として口腔内防衛力のメカニズムを強く認識することが極めて重要になってくる

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