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暗・悲・冷の「葬」に刷新の動き

2023年6月1日号

 日本は今、遅きに失した少子化対応で大慌ての状態にある。その一方で、日本人口の最大ボリュームである団塊の世代が一斉に後期高齢者に突入、近々空前の多死社会を迎える。 20年の死亡者は138万人だったが、20年後には168万人に急増する見込みだ。 関連して近年顕著な動きが見られるのが「墓じまい」で、お墓の引っ越し「改葬」が20年11万8000件あり、20年前の6万9000件から1.7倍も増えた。 都会ではすでにマンション型や宗派不問、合祀などの合理化が進んでいる。暗・悲・冷のイメージの濃いイメージが大きく変わっていく。 3年前、日本財団が公共トイレの刷新を提案、渋谷区内の公園に17個、超一流建築家のデザイン競争が展開され、波紋を呼んだ。 お墓でもすでに斬新な礼拝堂などが注目を浴びており「狭山湖畔霊園」などは、完成以来世界中の建築好きの間で「マストゴー(見に行くべき)」の場...  日本は今、遅きに失した少子化対応で大慌ての状態にある。その一方で、日本人口の最大ボリュームである団塊の世代が一斉に後期高齢者に突入、近々空前の多死社会を迎える。 20年の死亡者は138万人だったが、20年後には168万人に急増する見込みだ。 関連して近年顕著な動きが見られるのが「墓じまい」で、お墓の引っ越し「改葬」が20年11万8000件あり、20年前の6万9000件から1.7倍も増えた。 都会ではすでにマンション型や宗派不問、合祀などの合理化が進んでいる。暗・悲・冷のイメージの濃いイメージが大きく変わっていく。 3年前、日本財団が公共トイレの刷新を提案、渋谷区内の公園に17個、超一流建築家のデザイン競争が展開され、波紋を呼んだ。 お墓でもすでに斬新な礼拝堂などが注目を浴びており「狭山湖畔霊園」などは、完成以来世界中の建築好きの間で「マストゴー(見に行くべき)」の場所

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