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日医「松本体制」2期目への正念場

常任理事4人増は地域バランス重視

2023年6月1日号

「組織強化というのは、つまり現在の松本(吉郎)執行部の強化でもあるのだろう」  かつて日本医師会で役員を務めた関係者はそんな見方をする。6月25日の定例代議員会で、日医は10人から14人に増やす常任理事について、追加の4人を選ぶ選挙を実施する。  松本氏は22年6月の会長就任から組織強化を強く打ち出していた。その目玉が常任理事の増員になる。  立候補自体は10人以上の推薦人を集めれば自由にできるが、松本執行部の“意中”の候補4人が出馬することが内定している。その人選をみると、地域的なバランスを重視していることがわかる。  出馬を予定するのは、笹本洋一氏(北海道)、佐原博之氏(石川)、坂本泰三氏(兵庫)、濵口欣也氏(福岡)の4人だ(表参照)。  笹本氏は北海道医常任理事で、地域医療を担当。... 「組織強化というのは、つまり現在の松本(吉郎)執行部の強化でもあるのだろう」  かつて日本医師会で役員を務めた関係者はそんな見方をする。6月25日の定例代議員会で、日医は10人から14人に増やす常任理事について、追加の4人を選ぶ選挙を実施する。  松本氏は22年6月の会長就任から組織強化を強く打ち出していた。その目玉が常任理事の増員になる。  立候補自体は10人以上の推薦人を集めれば自由にできるが、松本執行部の“意中”の候補4人が出馬することが内定している。その人選をみると、地域的なバランスを重視していることがわかる。  出馬を予定するのは、笹本洋一氏(北海道)、佐原博之氏(石川)、坂本泰三氏(兵庫)、濵口欣也氏(福岡)の4人だ(表参照)。  笹本氏は北海道医常任理事で、地域医療を担当。北

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