INTERVIEW
インタビュー・坂東浩二 あすか製薬株式会社創薬研究本部長・湘南研究所所長
創業100年の節目に研究所を移転 4代目社長による「オープンイノベーション」の道筋
2023年6月1日号
あすか製薬は創業100周年にあたる20年に、大きな転換点を迎えた。1936年から神奈川県川崎市に構えていた川崎研究所を閉鎖し、同県藤沢市にあるサイエンスパーク「湘南ヘルスイノベーションパーク」(湘南アイパーク)へと移転した。決断の背景にあったのは創業家で4代目社長の山口惣大氏の「オープンイノベーション」へのこだわりだったという。創薬研究本部長と湘南研究所の所長を務める坂東浩二氏に話を聞いた。
——川崎研究所を閉鎖したのは。
坂東 あすか製薬は100周年を迎えるにあたり、これまで国内を中心にビジネスを展開してきたのを、海外も視野に入れる方向へと舵を切った。そのためには、自社だけでの創薬研究ではなく、やはり「オープンイノベーション」が必要だろうと考えた。加えて、建物の老朽化も進んでいた。それならばと、環境をガ...
あすか製薬は創業100周年にあたる20年に、大きな転換点を迎えた。1936年から神奈川県川崎市に構えていた川崎研究所を閉鎖し、同県藤沢市にあるサイエンスパーク「湘南ヘルスイノベーションパーク」(湘南アイパーク)へと移転した。決断の背景にあったのは創業家で4代目社長の山口惣大氏の「オープンイノベーション」へのこだわりだったという。創薬研究本部長と湘南研究所の所長を務める坂東浩二氏に話を聞いた。
——川崎研究所を閉鎖したのは。
坂東 あすか製薬は100周年を迎えるにあたり、これまで国内を中心にビジネスを展開してきたのを、海外も視野に入れる方向へと舵を切った。そのためには、自社だけでの創薬研究ではなく、やはり「オープンイノベーション」が必要だろうと考えた。加えて、建物の老朽化も進んでいた。それならばと、環境をガラ
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