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2023年6月15日号

小児の感染症対策、新薬やワクチンで有望データ  欧州小児感染症学会議が5月8〜12日、ポルトガルで開催された。世界的に著名な研究者や臨床医が参加。臨床問題、疫学、公衆衛生、微生物学、免疫学をはじめ多面的なプログラムから、研究成果が示された。  英アストラゼネカと仏サノフィは、長期作用型抗体「ベイフォータス」が生後12カ月未満の乳児において呼吸器シンシチアルウイルス(RSV)関連下気道疾患(LRTD)による入院を83.21%削減したという最新のデータを報告した。EUとカナダでの承認に使用された先行する第Ⅲ相試験では、ベイフォータスはRSV関連下気道感染症の入院について、プラセボに対し62.1%の削減が認められていたが、統計的に著しい有意な差はなかったと判断されていた。今回の新たな分析で、欠落していた入院リスクを削減するというデータが補われたこと... 小児の感染症対策、新薬やワクチンで有望データ  欧州小児感染症学会議が5月8〜12日、ポルトガルで開催された。世界的に著名な研究者や臨床医が参加。臨床問題、疫学、公衆衛生、微生物学、免疫学をはじめ多面的なプログラムから、研究成果が示された。  英アストラゼネカと仏サノフィは、長期作用型抗体「ベイフォータス」が生後12カ月未満の乳児において呼吸器シンシチアルウイルス(RSV)関連下気道疾患(LRTD)による入院を83.21%削減したという最新のデータを報告した。EUとカナダでの承認に使用された先行する第Ⅲ相試験では、ベイフォータスはRSV関連下気道感染症の入院について、プラセボに対し62.1%の削減が認められていたが、統計的に著しい有意な差はなかったと判断されていた。今回の新たな分析で、欠落していた入院リスクを削減するというデータが補われたことにな

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