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ニュースダイジェスト(WORLD)

5月26日〜6月8日(WORLD)

2023年6月15日号

パーキンソン病の第Ⅲ相終了  米バイオジェンと米デナリ・セラピューティクスは6月6日、LRRK2変異を有するパーキンソン病を対象に開発を進めてきた「BIIB122」の第Ⅲ相試験を終了すると発表した。両社は治験の中止の理由について、「長期間のスケジュールを含め、治験の複雑さにある」とし、安全性の問題ではないと強調した。第Ⅲ相は22年9月に開始し、31年に終了する予定だった。今後は早期パーキンソン病患者を対象にしたBIIB122の後期第Ⅱ相に焦点を当てていく考え。 鎌状赤血球症治療薬、承認取り消し勧告  欧州医薬品庁(EMA)は5月26日、スイス・ノバルティスの鎌状赤血球症治療薬で抗P―セレクチン抗体「アダクベオ」について、販売許可の取り消しを勧告すると発表した。EMAの人用医薬品委員会(CHMP)による審査で、同薬の有効性がリスクを上回らないと結論付けられたため。CHMPは今年初... パーキンソン病の第Ⅲ相終了  米バイオジェンと米デナリ・セラピューティクスは6月6日、LRRK2変異を有するパーキンソン病を対象に開発を進めてきた「BIIB122」の第Ⅲ相試験を終了すると発表した。両社は治験の中止の理由について、「長期間のスケジュールを含め、治験の複雑さにある」とし、安全性の問題ではないと強調した。第Ⅲ相は22年9月に開始し、31年に終了する予定だった。今後は早期パーキンソン病患者を対象にしたBIIB122の後期第Ⅱ相に焦点を当てていく考え。 鎌状赤血球症治療薬、承認取り消し勧告  欧州医薬品庁(EMA)は5月26日、スイス・ノバルティスの鎌状赤血球症治療薬で抗P―セレクチン抗体「アダクベオ」について、販売許可の取り消しを勧告すると発表した。EMAの人用医薬品委員会(CHMP)による審査で、同薬の有効性がリスクを上回らないと結論付けられたため。CHMPは今年初め

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