現場の医師が考える 医薬品マーケティング論
語られることのない薬剤性精神異常
第26回
臨床医 建見 霞嗣
2023年7月15日号
本誌読者であれば、医療業界ではベンゾジアゼピン系薬剤への風当たりが非常に強いことは有名であることは周知のとおりです。最近も、歌舞伎役者と両親の痛ましい事件で用いられたクスリも、ベンゾジアゼピン系でした。処方医はどう思っているのでしょうか。
ベンゾジアゼピン系に関しては、相当数の薬剤について投与日数制限が決められ、それに関する通知も厚生労働省が出しました。医療安全上の立場からも注意喚起がなされておりました。危険性の認識は一般的になってきた印象を持っていたのですが、残念です。
さて、ベンゾジアゼピン系の薬剤は精神に作用するものですから、そういった薬剤の長期処方は問題になりやすいだろうというのは簡単に理解できそうです。しかし、こういった厳しいことを今さら言わなければならないのは違和感を覚えませんでしょう...
本誌読者であれば、医療業界ではベンゾジアゼピン系薬剤への風当たりが非常に強いことは有名であることは周知のとおりです。最近も、歌舞伎役者と両親の痛ましい事件で用いられたクスリも、ベンゾジアゼピン系でした。処方医はどう思っているのでしょうか。
ベンゾジアゼピン系に関しては、相当数の薬剤について投与日数制限が決められ、それに関する通知も厚生労働省が出しました。医療安全上の立場からも注意喚起がなされておりました。危険性の認識は一般的になってきた印象を持っていたのですが、残念です。
さて、ベンゾジアゼピン系の薬剤は精神に作用するものですから、そういった薬剤の長期処方は問題になりやすいだろうというのは簡単に理解できそうです。しかし、こういった厳しいことを今さら言わなければならないのは違和感を覚えませんでしょうか
有料会員限定
会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください
【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)
ログイン
会員登録