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財界論

首相から袖にされた財界総理(番外編)

第34回

茨城大学名誉教授 古賀純一郎

2023年7月15日号

 3回続きで財界と政治家、霞が関の官僚との間合いを見てきた。では、小粒化が指摘されて久しい最近の財界人らはひたすらこうべを垂れて首相らにゴマをすり倒す追従三昧なのか。筋を通した財界総理は皆無なのだろうか。  対立というほどではないが筆頭に挙がるのは第12代日本経団連会長の米倉弘昌住友化学会長だろうか。相手は見解が異なると徹底的にいたぶるなど毀誉褒貶の激しさで知られる故安倍晋三首相。第2次安倍政権の時代で、正確には政権交代へつながる12年12月の衆院選直前から始まった。  当時の政権党の民主党は後手に回る東日本大震災での対応や消費税増税を打ち出すなどで支持率が急落、自民党への期待が俄かに高まっていた。各地を遊説に回っていた自民党総裁の安倍は熊本で政権公約のひとつとして「やるべき公共投資をやって建設国債を出来れば全部日銀に買っ...  3回続きで財界と政治家、霞が関の官僚との間合いを見てきた。では、小粒化が指摘されて久しい最近の財界人らはひたすらこうべを垂れて首相らにゴマをすり倒す追従三昧なのか。筋を通した財界総理は皆無なのだろうか。  対立というほどではないが筆頭に挙がるのは第12代日本経団連会長の米倉弘昌住友化学会長だろうか。相手は見解が異なると徹底的にいたぶるなど毀誉褒貶の激しさで知られる故安倍晋三首相。第2次安倍政権の時代で、正確には政権交代へつながる12年12月の衆院選直前から始まった。  当時の政権党の民主党は後手に回る東日本大震災での対応や消費税増税を打ち出すなどで支持率が急落、自民党への期待が俄かに高まっていた。各地を遊説に回っていた自民党総裁の安倍は熊本で政権公約のひとつとして「やるべき公共投資をやって建設国債を出来れば全部日銀に買っても

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