医薬経済オンライン

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アフターコロナを生き抜くMR像

その「くどい敬語」ただの癖です!

第25回 面談の頭に忖度フレーズを連打するMRの悪しき習慣

株式会社ピグマリオン代表取締役社長 柏惠子

2023年8月1日号

 私は、人材育成コンサルタントであり、研修講師である。まったくの業界外のいわば部外者でありながら、製薬会社MR研修に日々関わっている。MR向け研修内では、実にざまざまなな課題が見えてくる。  研修終了後のアンケートに「質問コーナー」を設けてあるが、その質問が実はやたらと長い。なぜなら、本質の問題の前に「お忙しい中」云々とか、「せっかく教えていただいたのに理解できず恐縮」だとか、私にとって不要な文がいくつもつけられているからである。今回は、アンケートから透けて見える、止めたほうが良い、MRの皆さんの過剰な敬語について。  他業種の営業職から見るとMRさんの使う敬語は、ものすごく「くどい」。何か質問をしようとしても、先生に敬意を払いまくるので、ものすごく質問を始めるまでに時間がかかる。長い間それを続けてきたので、いつしかそれが...  私は、人材育成コンサルタントであり、研修講師である。まったくの業界外のいわば部外者でありながら、製薬会社MR研修に日々関わっている。MR向け研修内では、実にざまざまなな課題が見えてくる。  研修終了後のアンケートに「質問コーナー」を設けてあるが、その質問が実はやたらと長い。なぜなら、本質の問題の前に「お忙しい中」云々とか、「せっかく教えていただいたのに理解できず恐縮」だとか、私にとって不要な文がいくつもつけられているからである。今回は、アンケートから透けて見える、止めたほうが良い、MRの皆さんの過剰な敬語について。  他業種の営業職から見るとMRさんの使う敬語は、ものすごく「くどい」。何か質問をしようとしても、先生に敬意を払いまくるので、ものすごく質問を始めるまでに時間がかかる。長い間それを続けてきたので、いつしかそれが癖に

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