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中医協でのドラッグ・ラグ議論に違和感を持つ
2023年8月1日号
中央社会保険医療協議会の薬価専門部会でのドラッグ・ラグ/ドラッグ・ロス(以下、ドラッグ・ラグ)に関する議論をオンライン傍聴して違和感を覚えた。端的に言えば、この問題は本来中医協で議論すべき課題ではない、土俵が違うのではないかということだ。
7月5日の薬価専門部会での製薬業界の意見陳述では、ドラッグ・ラグの再燃が懸念されるとして、その改善を求める趣旨の発言があった。また、7月12日の同部会でもドラッグ・ラグに関する議論が行われた。この問題について、各委員の意見がまちまちだった。なかには、ドラッグ・ラグ問題を必ずしも肯定的には捉えていないと思われるものもあった。結局、それぞれの立場での発言があっただけで明確な方向性を出すには至らなかった。率直に言えば、各委員の関心と理解には、かなりの隔たりと相違があるように感じられた。
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中央社会保険医療協議会の薬価専門部会でのドラッグ・ラグ/ドラッグ・ロス(以下、ドラッグ・ラグ)に関する議論をオンライン傍聴して違和感を覚えた。端的に言えば、この問題は本来中医協で議論すべき課題ではない、土俵が違うのではないかということだ。
7月5日の薬価専門部会での製薬業界の意見陳述では、ドラッグ・ラグの再燃が懸念されるとして、その改善を求める趣旨の発言があった。また、7月12日の同部会でもドラッグ・ラグに関する議論が行われた。この問題について、各委員の意見がまちまちだった。なかには、ドラッグ・ラグ問題を必ずしも肯定的には捉えていないと思われるものもあった。結局、それぞれの立場での発言があっただけで明確な方向性を出すには至らなかった。率直に言えば、各委員の関心と理解には、かなりの隔たりと相違があるように感じられた。
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