医薬経済オンライン

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医薬品業界に迫るもうひとつの供給問題

製薬企業は「荷主至上主義」を脱却できるか

2023年8月1日号

 後発品の供給不安が長引いている。小林化工や日医工で医薬品の不適切製造が発覚して2年以上が経つが、いまだ収束の兆しは見えない。大手後発品企業が製造施設を新設し、増産を急いでいるとはいえ、フル稼働には3年はかかる見通しだ。患者はもちろん、医師や薬剤師は、まだまだ不便を強いられそうである。そんななか、さらに供給不安を招きそうなリスクが医薬品の物流で浮上している。トラックドライバーの不足だ。  後発品の供給不安が長引いている。小林化工や日医工で医薬品の不適切製造が発覚して2年以上が経つが、いまだ収束の兆しは見えない。大手後発品企業が製造施設を新設し、増産を急いでいるとはいえ、フル稼働には3年はかかる見通しだ。患者はもちろん、医師や薬剤師は、まだまだ不便を強いられそうである。そんななか、さらに供給不安を招きそうなリスクが医薬品の物流で浮上している。トラックドライバーの不足だ。

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