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看護学者から見た個別化医療とグローバリズム

変われる組織、変われない組織③

第72回 学生と若手教員へ大学と教授は「何をすべきか」

大阪大学大学院医学系研究科/公益財団法人浅香山病院  山川みやえ

2023年8月1日号

 暑い。夏が苦手(もはや嫌いと言ってもいい)なので、浮かれ気分ではしゃいでいる人を何となく疎ましく思う陰キャが炸裂する季節である。とはいえ、うちの大学の学生たちを見ていると、何となく全体的に元気がない気がする。お金もないし、もう就職も決まったし、わざわざ外に出て暑い思いをするよりも家でゲームしたりするほうがいいということらしい。彼女たちの親世代の立場から見ると、もっと弾けてもいいんじゃないかと思う。1ヵ月以上休みなんだから短期留学とかいけばいいのに。それにもう卒論しかすることがないなら、後期とかのゼミも指導教員に話してバックれてしまえばいいのに、とか思ってしまう。月に1回のゼミとかのために大学にいなくてもいいのではないか。そういう無茶を言う学生が減っている。もっと、あれをしたい、これをしたいと言ってほしいなと思うけど。  教員も...  暑い。夏が苦手(もはや嫌いと言ってもいい)なので、浮かれ気分ではしゃいでいる人を何となく疎ましく思う陰キャが炸裂する季節である。とはいえ、うちの大学の学生たちを見ていると、何となく全体的に元気がない気がする。お金もないし、もう就職も決まったし、わざわざ外に出て暑い思いをするよりも家でゲームしたりするほうがいいということらしい。彼女たちの親世代の立場から見ると、もっと弾けてもいいんじゃないかと思う。1ヵ月以上休みなんだから短期留学とかいけばいいのに。それにもう卒論しかすることがないなら、後期とかのゼミも指導教員に話してバックれてしまえばいいのに、とか思ってしまう。月に1回のゼミとかのために大学にいなくてもいいのではないか。そういう無茶を言う学生が減っている。もっと、あれをしたい、これをしたいと言ってほしいなと思うけど。  教員も若

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