話題の焦点
日本初開催、デフリンピック
2023年8月1日号
ろうあ者は紛れもなく障害者である。だが、障害者スポーツの世界的祭典・パラリンピックに参加資格がない。障害カテゴリーには難聴が含まれていないからだ。 聴覚障害者にとってはスポーツを行うのに身体的問題のある人が少ないため、健常者の競技会に参加している人も多いし、聴覚器を使用しているプロ選手もいる。 だが、ほとんどのろうあ者にとってはスタート時のタイミングの音や、声を頻繁にかけ合う競技などでは絶対的に不利である。 健常者と正面きって勝負できない、そしてパラリンピックから除外されている、そんな不公平を解消するということで「デフリンピック」と称するろうあ者専門の国際大会ができた。25年には100年目の記念すべき大会が日本で開催される。日本開催は初である。 本大会はパラリンピックの翌年、夏季・冬季同様に実施される。ろうあ者をより理解する絶好の機会となる...
ろうあ者は紛れもなく障害者である。だが、障害者スポーツの世界的祭典・パラリンピックに参加資格がない。障害カテゴリーには難聴が含まれていないからだ。 聴覚障害者にとってはスポーツを行うのに身体的問題のある人が少ないため、健常者の競技会に参加している人も多いし、聴覚器を使用しているプロ選手もいる。 だが、ほとんどのろうあ者にとってはスタート時のタイミングの音や、声を頻繁にかけ合う競技などでは絶対的に不利である。 健常者と正面きって勝負できない、そしてパラリンピックから除外されている、そんな不公平を解消するということで「デフリンピック」と称するろうあ者専門の国際大会ができた。25年には100年目の記念すべき大会が日本で開催される。日本開催は初である。 本大会はパラリンピックの翌年、夏季・冬季同様に実施される。ろうあ者をより理解する絶好の機会となるだ
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