医薬経済オンライン

医療・医薬業界をさまざまな視点・論点から示すメディア

ドクターかでいの医療の裏技

性的マイノリティと自殺

第40回

かでい伝次郎

2023年8月1日号

 続けざまに有名人の自殺企図や自殺既遂が報道された。いずれもその背景に当人がLGBTQであることが示唆されている。LGBTQとは、L(レズビアン)、G(ゲイ)、B(バイセクシュアル)、T(トランスジェンダー)、Q(クイアもしくはクエスチョニング)の頭文字からなる言葉で、性的マイノリティを総称する。近年はSOGIESC(性的指向・性自認・性別表現・性的特徴)という言葉も使われている。折りしもLGBT理解増進法(性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解の増進に関する法律)が6月23日に施行された。  自殺の報道にあたっては、当人のプライバシーや捜査の都合で秘すべき情報は多い。とくに有名人の自殺は話題になりやすいため世間に与える影響が大きく、連鎖自殺(ウェルテル効果)を招く可能性もある。だが、性的マイノリティと自殺との関連性を改めて議論...  続けざまに有名人の自殺企図や自殺既遂が報道された。いずれもその背景に当人がLGBTQであることが示唆されている。LGBTQとは、L(レズビアン)、G(ゲイ)、B(バイセクシュアル)、T(トランスジェンダー)、Q(クイアもしくはクエスチョニング)の頭文字からなる言葉で、性的マイノリティを総称する。近年はSOGIESC(性的指向・性自認・性別表現・性的特徴)という言葉も使われている。折りしもLGBT理解増進法(性的指向及びジェンダーアイデンティティの多様性に関する国民の理解の増進に関する法律)が6月23日に施行された。  自殺の報道にあたっては、当人のプライバシーや捜査の都合で秘すべき情報は多い。とくに有名人の自殺は話題になりやすいため世間に与える影響が大きく、連鎖自殺(ウェルテル効果)を招く可能性もある。だが、性的マイノリティと自殺との関連性を改めて議論しよ

有料会員限定

会員登録(有料)
この記事をお読みいただくためには、会員登録(有料)が必要です。
新規会員登録とマイページ > 購読情報から購入手続きをお願いいたします。
※IDをお持ちの方はログインからお進みください

【会員登録方法】
会員登録をクリックしていただくと、新規会員仮登録メール送信画面に移動します。
メールアドレスを入力して会員登録をお願い致します。
1ユーザーごとの登録をお願い致します。(1ユーザー1アカウントです)

googleAdScence