医薬経済オンライン

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現場の医師が考える 医薬品マーケティング論

本末転倒

第28回

臨床医 建見 霞嗣

2023年8月15日号

 地域医療機能推進機構(JCHO)は、厚生労働省が8月2日に開いた独立行政法人評価に関する有識者会議のワーキンググループで、22年度の業務実績評価書案を報告し、医薬品費が前年度比33.5億円増の571.2億円、医薬品費率が0.91%増の16%に上ったことを示しました。その理由として、しばらく前のJCHO談合事件で広域医薬品卸の4社を入札への指名停止にした影響で、各施設による調達に任せたため、「値段の高い卸から購入しなくてはいけなくなった」との見解が話されています。  この件をさらっと読むか、意地悪く取るかでだいぶ話は変わるのですが、個人的には、機構の皆さん、なにを言っているのかねと、何度でも問い質しながら意地悪く取りたいと思います。  地域医療機能推進機構(JCHO)は、厚生労働省が8月2日に開いた独立行政法人評価に関する有識者会議のワーキンググループで、22年度の業務実績評価書案を報告し、医薬品費が前年度比33.5億円増の571.2億円、医薬品費率が0.91%増の16%に上ったことを示しました。その理由として、しばらく前のJCHO談合事件で広域医薬品卸の4社を入札への指名停止にした影響で、各施設による調達に任せたため、「値段の高い卸から購入しなくてはいけなくなった」との見解が話されています。  この件をさらっと読むか、意地悪く取るかでだいぶ話は変わるのですが、個人的には、機構の皆さん、なにを言っているのかねと、何度でも問い質しながら意地悪く取りたいと思います。

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